アイコン ソフトバンクのベクター クレジット番号含む26万人の情報流出

ソフトバンクグループでソフトウエアのダウンロードサイトを運営するベクターは22日、同社の一部サーバーが不正アクセスを受け、最大で26万件超の個人情報が流出した可能性があると発表した。
流出した可能性があるのは、同社が運営するソフトウエアのダウンロードサイト「Vector」でソフトウエアを購入した顧客や、オンラインゲームの利用者の名前やメールアドレスのほか、クレジットカードの番号なども含まれる。

<ベクター発表の不正アクセス概要>

(1)経緯
3月21日(水)午前2時30分ごろ、当社一部サーバーに異常が発生し、当社システム担当者が対応したところ、3月19日(月)午後8時55分ごろから3月21日(水)午前0時01分ごろまでにかけて、4回の不正アクセスと思われる痕跡があることを発見し、直ちに調査を開始した。
その結果、当社のお客様情報を保持するサーバーに対しても不正アクセスしたと思われる痕跡があり、個人情報が外部へ流出した可能性があることが判明した。

(2)流出の可能性がある個人情報
不正アクセスされた個人情報を保持するサーバーには、当時、最大で26万1161件の個人情報が蓄積されており、その一部にはクレジットカードの情報も含まれている。最悪の場合、この全情報が流出した可能性がある。

(3)実施済みの対応策
① 侵入経路の遮断
判明している不正アクセス経路については、3月21日(水)午前5時10分ごろに、当該経路を封鎖した。
また、他の考えうるアクセスルートに関しても、ログインパスワードの変更や、不要な
サーバー間のアクセス制限の実施など、不正アクセス防止に努めている。
② 当該サーバーのシステムの変更
個人情報を蓄積していたサーバーのシステムを改修し、当該サーバーに個人情報が蓄積
されないよう変更した。
③ 当該サーバーからの個人情報の削除
不正アクセスされたと思われるサーバーから、すべての個人情報を削除したとしている。

その道のプロのソフトバンクの子会社が、個人情報を盗人されるとは情けない話である。
クレジットカード番号が、中国蛇頭や韓国マフィアに売却されるおそれもあり、ベクターサイトを利用した客は、自分のクレジットカードの今後の利用状況を逐次チェックしていくことが望まれる。

[ 2012年3月23日 ]
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