九州リースサービス(福岡市)/3月決算
同社は当期について、次の通り説明している。
1、リース・割賦
リースの新規実行高は98億95百万円(前期比34.0%増)と増加したが、過年度契約における収入減少の影響で、売上高は91億91百万円(前期比 ▲10.5%減)。部門営業利益は、貸倒引当金繰入額の減少により12億00百万円(前期比9.3%増)。なお、リース債権及びリース投資資産残高は 210億62百万円(前期末比12.7%増)となり、割賦債権残高は116億91百万円(前期末比▲3.3%減)となった。
2、融資
営業貸付金の平均残高減少に伴い、売上高は11億98百万円(前期比▲16.5%減)となったが、貸倒引当金繰入額の減少により、部門営業利益は3百万円の黒字となった。なお、営業貸付金残高は、第4四半期に実行高が増加したことにより255億43百万円(前期末比5.2%増)となった。
3、不動産
不動産売却収入の減少などにより売上高は62億84百万円(前期比▲5.5%減)となり、部門営業利益は10億03百万円(前期比▲4.7%減)。なお、賃貸不動産残高は376億19百万円(前期末比▲1.8%減)、販売用不動産残高は58億62百万円(前期末比▲7.0%減)となった。
4、フィービジネス
自動車リースの紹介に伴う手数料収入増加などにより売上高は4億22百万円(前期比4.0%増)となったが、営業費用の増加により部門営業利益は1億42百万円(前期比▲10.2%減)となったとしている。
同社の利益は、リスクはあるが不動産事業(上記2と3)によってしか増加は望めないのだろうか。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年3月期
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22,932
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2,192
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2,026
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728
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11年3月期
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19,643
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946
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630
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738
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12年3月期
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17,864
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1,815
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1,669
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757
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前期比
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90.9%
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191.9%
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264.9%
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102.6%
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13年3月期予想
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18,000
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1,900
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1,700
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770
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13年期予/12年期比
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100.8%
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104.7%
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101.9%
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101.7%
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12年3月期
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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121,785
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16,997
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16,978
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13.9%
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