アイコン コスモ石油/3月決算 原油高騰で儲けさせて貰えず

同社は、原油価格は、期初に1バレル111ドル台であったドバイ原油が、前半は安定的に推移したものの、10月には96ドル台まで下落したが、1月以降はイラン情勢の影響により高騰に転じ、期末には124ドル台に上昇した。
その結果、通期平均では、前期比約26ドル高い110ドル台となった。

為替相場は、期初1ドル83円台で始まり、上期は米国の雇用回復の遅れによる経済低迷を受け円高基調となり、欧州債務危機や米国国債の格下げなどにより、 10月には過去最高値となる75円32銭をつけた。その後は1月の本邦貿易収支の大幅赤字化や日本銀行の緩和策を受けて円安に転じ、期末は1ドル82円台 で終えた。
国内の製品市況については、原油価格の変動に応じて推移し、マス製品および産業用燃料の販売価格は期初から下降傾向であったが、2月から大幅上昇に転じたとしている。
原油価格を好き勝手上げ下げするハゲタカであるが、結果、王様とメジャーだけが儲かる構造となっているようだ。
中東の王様たちの存在こそ、米が標榜する民主主義に反するものではないだろうか。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
3,428,211
-107,005
-125,004
-92,429
10年3月期
2,612,141
34,207
36,411
-10,740
11年3月期
2,771,523
104,097
96,091
28,933
12年3月期
3,109,746
63,570
61,420
-9,084
前期比
112.2%
61.1%
63.9%
 
13年3月期予想
3,350,000
96,000
94,000
35,000
13年期予/12年期比
107.7%
151.0%
153.0%
 
 
[ 2012年5月 9日 ]
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