平田機工(熊本市)/3月決算 増収減益
生産エンジニアリングの同社は、当期について次の通り説明している。
1、自動車関連生産設備事業は、北米の自動車メーカー向けの案件を中心とした売上が堅調に推移した結果、売上高は118億42百万円(前年同期比91.2%増)となった。
2、 FPD(Flat Panel Display)関連生産設備事業は、大型LCDパネル市場の不透明な状況から、厳しい受注環境が続いているが、塗布装置(ヘッドコーター)や前期より受 注した中国LCDパネルメーカー向けの搬送装置などを予定どおり売上げた結果、売上高は97億29百万円(前年同期比4.6%増)となった。
3、ウェーハハンドリング装置等を中心とした半導体関連生産設備事業は、半導体メーカーの設備投資が減少する中、大型製造受託案件の売上に支えられた結果、売上高は137億35百万円(前年同期比12.3%増)となった。
4、物流機器および家電関連生産設備事業は、タイヤ業界向け案件の受注および売上が低調に推移した結果、売上高は80億22百万円(前年同期比▲31.0%減)となった。
ア、また、営業利益も含む日本での売上高は、413億71百万円(前年同期比6.1%増)となったが、損益面は、原材料価格の上昇などにより、営業利益は11億62百万円(前年同期比▲41.6%減)となった。
イ、アジアは、家電メーカー向けの案件の売上が堅調に推移した結果、売上高は30億59百万円(前年同期比45.6%増)、営業利益は83百万円(前年同期は▲92百万円の営業損失)となった。
ウ、北米は、自動車関連生産設備事業、物流機器及び家電関連生産設備事業における案件を予定どおり売上げた結果、売上高は25億97百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益は2億81百万円(前年同期比53.5%増)となった。
エ、欧州は、欧州市場の低迷により売上が低調に推移しました結果、売上高は5億93百万円(前年同期比▲24.9%減)、営業損失は▲1億85百万円(前年同期は▲3億5百万円の営業損失)となったとしている。
やはり、主軸の日本がダメだと同社も冴えない展開となっている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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09年3月期
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49,710
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-2,340
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-2,944
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-2,645
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10年3月期
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33,455
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364
|
180
|
43
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11年3月期
|
44,142
|
1,781
|
1,554
|
941
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12年3月期
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47,622
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1,337
|
1,464
|
489
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前期比
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107.9%
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75.1%
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94.2%
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52.0%
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13年3月期予想
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49,000
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1,500
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1,300
|
800
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13年期予/12年期比
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102.9%
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163.6%
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12年3月期
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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54,528
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17,668
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17,499
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32.1%
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[ 2012年5月14日 ]
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