アイコン マツダ/水素ロータリーエンジンのEV車開発  来年リース販売へ

マツダの山内孝社長は5日、電池の残量が少なくなると水素ロータリーエンジン(RE)で発電して走行距離を伸ばす電気自動車(EV)を、来年にもリース販売する方針を明らかにした。
 マツダはRE搭載のスポーツカー、RX―8の生産を今月に終える。RE車は当面、姿を消すが、EVの電力を補うエコ技術としてREの活用を探る。

リース販売するEVは、通常は充電した電池でモーターを回し、電池の残量が減るとREが水素を燃料に発電して電気を補う。中国新聞の取材に山内社 長は、軽くて小さく、振動が少ないREはEV搭載に向くと説明。「水素の供給網が広がった際に対応できるように準備する」と述べた。

マツダはこれまで環境対応車として、水素を燃料に走るRE車を開発。一方、EVは小型車デミオをベースにした車両のリースをことし始める。これらの技術を組み合わせ、走行距離が少ないEVの弱点の克服を目指す。以上中国新聞。

水素自動車は、福岡県でもエコカーとしてリース導入されているが、車両価格は開発費が高く1億円以上する。普及の目途は全く立たない雲の上の価格である。

マツダの最終目標は、大衆車に同エンジンを積み込み、高い充電池を少量化させ、エンジンで電気を補給するシステムを完成させることにあると思われる。
究極には、水素さえも空気中から取り込むシステム開発であろう。

[ 2012年6月 6日 ]
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