岩手県警によると、去年６月ごろ県南部に住む７０代の男性の自宅に社債の購入を仲介している会社の社員を名乗る男から電話があり、「ある会社の社債の購入を希望している人がいるが資金の準備が間に合わない。一時的に資金を立て替えてくれれば謝礼を払う」と持ちかけられた。その数日後、男性の自宅に実在する会社の社債のパンフレットが郵送されてきたということで、男性は、去年１２月までの半年間の１０数回にわたって指定された金融機関の口座に振り込み続け、総額は４億数千万円に上ったという。
この男性は、一部の金が返されたことから振り込みを続けたものの、その後、男からの返金は途絶え、男性は先月、警察に被害届けを出し、警察が捜査を始めたという。

社債関係で詐欺にあう人たちは、金持ちばかり、いくら注意喚起しても後を絶たない。欲のなせる業であろう。慈善団体に大金を寄付でもすれば、名だけでも残ろうが・・・。