アイコン 安全委/嘘も方便ここまで来れば絞首刑もの 長時間の電源喪失問題

電力会社に「作文」まで求め、長時間の電源喪失対策を放置していた原子力安全委員会。問題の資料はこれまで公開されていなかった。安全委はこれまで、過去 の資料はホームページ上で公開していると主張していたが、問題の文書は載せていなかった。国会の事故調査委員会から5月30日提出を求められ、1991年 の安全指針の見直し作業の資料が始めて明らかにされた。

1991年の安全指針がどのような経過で見送られたのか資料がなく不明であったことから、安全委の情報隠しではと指摘されていた。これに対して、安全委事務局は、斑目委員長の許可を取り提出、ヌケヌケと「ロッカーに入れたまま失念していた」と述べている。

これで納まるのが日本の政治・行政お上のなす業。福島県を日本を恐怖のどん底に陥れた問題の根本問題が、失念で済ませられたら、同じことは何度でも起きる。

<経 緯>
1991年、全電源喪失の安全指針の見直しにあたり、電力会社側は、全電源喪失を安全指針に盛り込むことは「行きすぎだ」と安全コストの増大を嫌い猛反発。これに対して安全委は、電力会社の東電と関電に対して、対策を考えなくてもよい理由を作文するように指示した。結果、東電の作文をそのまま利用して報告書をまとめ、安全指針の見直しは見送られた。
こうしたことに安全委の(斑目)デタラメ委員長は、「反省したい。明らかに不適切なことをやっていた」と述べている。
 この日本では、「反省したい」だけで、福島原発水素爆発により、日本国民を世界を未曾有の恐怖に陥れた問題が、いとも簡単に処理されようとしている。

 こうした安全委も大飯原発の再稼動について、野田豚と経産省が勝手に決めた一次ストレステストは問題ありとしたため、野田豚は姑息にも安全委を大飯原発再稼動から排除して、経産省の保安院だけの見解で再稼動を決定させている。
 欧米のストレステストには一次も二次もない。原発を再稼動させたるために、豚(野田)と子豚(枝野)は頭をひねり、一次評価策を作り上げたものである。そのため、デタラメ委員長すら、大飯原発の稼動については賛同していないのが現実だ。
 
 4文字熟語多発のアホ政権は、全原発再稼動・消費税増税・TPP締結へとまっしぐら、日本を更なる恐怖に陥れさせようとしている。
 

[ 2012年6月 5日 ]
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