アイコン 東芝/NAND型フラッシュメモリ3割削減の生産調整へ 四日市工場

同社は、本日(24日)からNAND型フラッシュメモリの主力工場である四日市工場において、同社生産量の3割削減の生産調整に入ると発表した。

同社は、NAND型フラッシュメモリは、USBやカード向け市場が供給過剰で値崩れを起こしており、6月以降出荷調整を行っていたが、生産調整を行うことで、在庫圧縮を進め、需給バランスの改善に努めるとしている。

一方、NAND型フラッシュメモリはPCやスマホ向けには引き続き高い成長率が見込め、2012年Q2(7~9月)には需給改善が見込まれることから、今回の生産調整と合わせ、早期の市況回復を図るとしている。

市場原理を無視して生産してくる韓国・中国には勝てず、韓国・中国で製造できるものは、今後とも、日本は太刀打ちできない。付加価値が付いた型や新世代分野が必要。

なお、米IHS iSuppliリサーチによると、NAND型フラッシュメモリの2012Q2(1~3月)の世界市場は、サムスンが全体シェアーの37%、東芝は34%(売上高約17億㌦)となり、東芝が急拡大したとしている。

[ 2012年7月24日 ]
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