アイコン ゼネコン特需か  原発地の免震重要棟建設ラッシュへ

各電力会社は、原発の再稼動に向け、ストレステストに示されている管理棟やオフサイトセンターの免震構造建物を新たに建設する動きとなっている。
九州電力は、玄海原発に免震重要棟の建物を今期中にも設計に入り、平成27年に完成させる予定。
当建物は、放射能の影響を受けないよう窓はなく放射性物質を除去する換気設備も備えられる予定。建物は、地上3階、地下1階の鉄筋コンクリート構造で、基礎の部分にはゴム素材を挟み込む免震構造が採用されるという。

また、川内原発でも免震重要棟の建築に来年度中にも入り、平成27年に完成させる予定。

大飯原発は、深刻な震災に耐えられる免震重要棟はなく、原発そばや1本しかない町からの侵入道の崖崩落も懸念され、政府がなぜか安全を保証する形で再稼動させている。しかし、信用も何もない自民党の御用聞き政権になり下がった松下政経塾政権が何を持って保証するというのであろうか。多くの地元民は金にぶら下がっているようだが。

松下政経塾政権が、欧米のストレステストを勝手に2分割して、第一次や第二次と表し、第一次テストもろくにクリアもしていないにもかかわらず、再稼動させている。しかし、賢い電力会社は、松下政経塾政権に既に愛想を尽かしており、自らがストレステストに記載された内容を成就させるため、動き出している。

免震重要棟は高額でもあり、建築できる大手ゼネコンにとっては朗報であろう。
 

[ 2012年8月 1日 ]
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