福岡高島市長 仙台市に現れる 建物解体支援へ
福岡市では、震災のがれき処理は、技術的な面から受け入れは難しいと早々に表明していたが、仙台市に建物などの解体処理の支援を申し出るため、視察に訪れた。
高島市長らは18日午前、仙台市宮城野区蒲生にあるがれきの処理施設を訪れ、仙台市の担当者からがれき処理の現状について説明を受けた。
この中で仙台市の担当者から、市内で発生した約135万トンのがれきについて、これまでに全体の23%あまりにあたる31万2千トンを処理したものの、解体作業の本格化に伴い今後、職員の不足が懸念されることや焼却灰に含まれる放射性物質などを測定した結果、これまで国の目安を大きく下回っていることなどが説明された。
福岡市では、ごみ処理の技術的な面からがれきの受け入れは難しいということだが、今後、建物の解体などにあたる職員の派遣などの支援を検討するという。高島市長は、「がれきの処理をしっかりバックアップできるような支援を考えていきたい」と話しているという。
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント