赤倉温泉の老舗旅館あべ旅館/自己破産へ
松尾芭蕉縁の温泉旅館「あべ旅館」(山形県最上郡最上町大字富澤886)は4月1日事業停止、弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約10億円。
あべ旅館は1868年創業、赤倉温泉の老舗旅館として知られ、東館と南館合わせて52室のほか、茶室「観山亭」や湧出泉の岩風呂が人気を博していた。
しかし、不況による消費低迷で客足が落ち、さらに、東日本大震災による施設被害で一時休業に追い込まれ、再開するも客数は回復せず業績を悪化させ、資金繰りに行き詰り、今回の事態に至った。
[ 2013年4月 6日 ]
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