アイコン ディスカウントショップの(株)アイワールド/民事再生申請

ディスカウンショップとテナント賃貸業の(株)アイワールド(神奈川県相模原市中央区中央1丁目2番1号)は5月22日、横浜地裁相模原支部へ民事再生法の適用申請を提出した。

負債額は約10億円。

同社は昭和50年創業のディスカウント店。バブル期に店舗展開、約280億円の売上高を計上していたこともある。しかし、バブル崩壊で、売上不振に陥る中、店舗展開のための借入金が経営に重く圧し掛かり、平成14年に負債額100億円以上を抱え民事再生を申請した。平成18年には終結させ再生していた。

しかし、その後はディカウント店や大型量販店の進出により競争が激しくなり、売上不振に陥り、又貸ししていたテナントなどの撤退も相次ぎ、同社はテナント分の家賃負担も生じ、資金繰りに窮するようになり、今回、再度の民事再生申請となったもの。

なお、現在の拠点は、相模原店(神奈川県相模原市中央区中央1-2-1)とセンタープラザ店(神奈川県相模原市中央区中央4-1-2)だけとなっている。

[ 2013年5月29日 ]
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