アイコン リクルート「じゃらんnet」2万8千人分個人情報流出か 不正アクセス グリーの手口と同

レンタカーやホテル予約などできるリクルートの「じゃらんnet」のホームページが不正アクセスにより、約2万8千人分の利用者の個人情報や予約の履歴などが流出した可能性があると7日、運営するリクルートライフスタイルが発表した。

被害の状況は、
不正ログインが確認された期間:2月14日~16日、6月3日~15日
不正ログインが確認されたID数:27,620件
参照された可能性のあるお客様情報:氏名、住所、電話番号、メールアドレス、予約履歴
※クレジットカード情報の漏えいはない。

リクルートライフスタイルは、運営する「じゃらんnet」が、本年2月と6月に、IDとパスワードの入力を試す不正なアクセスが合わせて138万回繰り返されていたことが分かり、うち2万7620人分は実際にログインされ、名前や住所の個人情報のほかホテルの予約履歴などが外部に流出したおそれがあるという。
さらに、約260人のIDは勝手に改ざんされていたことも分かったとしている。
同社は、他社のホームページから流出したパスワードなどが悪用された疑いがあると見ていて利用者に対して同じパスワードを使い回さないよう呼びかけている。
同じ手口による不正アクセスはソーシャルゲーム大手の「グリー」のサイトから最大で、約4万人分の個人情報が流出していたことが明らかになっている。

同社は、じゃらんnetに小さく、「「なりすましログイン」検知のご報告とパスワード変更のお願い」をアップしている。
リクルートでも、計20日間にわたる「不正アクセス、なりすましログイン」に対し、セキュリティ反応できなかったようだ。

 

[ 2013年8月 9日 ]
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