アイコン 真生印刷(株)/民事再生申請

パナソニックを主要顧客とした総合印刷会社の真生印刷(株)(大阪市住之江区浜口西1-13-3、代表:田中穣)は9月27日、申請処理を橋本芳則弁護士(電話06-6364-6411)に一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。

負債額は約100億円。

同社は大正13年創業の老舗の総合印刷業者。主顧客にパナソニックグループを擁し、各種商業印刷のほか、紙器製作、企画デザインなど手掛けていた。

しかし、一般印刷が事務所のIT化で減少、受注競争も激しくなる一方で、パナ社からの売上げも減少し、以前は160億円以上あった売上高も平成24年5月期には約124億円まで減少、赤字となっていた。

工場も堺市に第1・第2工場を構えるほか、海外にも工場含め中国・シンガポール・タイなど5ヶ国に進出、従業員も400名を抱えていた。

そうしたことから、借入金も大きく、資金繰りにも窮するようになり、今後、パナ社の動向からもく売上高が大きく増加することも見込まれず、今回の事態に至った。

[ 2013年9月27日 ]
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