アイコン (株)タケダスポーツ/民事再生申請 ゼビオがスポンサーへ

タケダスポーツ大型店でのスポーツ用品販売(株)タケダスポーツ(岩手県盛岡市永井15地割70、代表:佐々木誠)は9月30日、申請処理を名倉啓太弁護士(電話03-6267-1200)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。

負債額は約54億円。
同社はスキーやスノーボードが盛んだったころには東北を中心に店舗展開、168億円台の売上高を計上したこともあった。しかし、その後はバブル崩壊、長期にわたる不況によりスキー客等が大幅減少していた。そのため、同社は少年野球育成、地元マラソン大会やゴルフ大会への協賛・登山ツアー企画など、地元密着型での客取り込みを図ってきた。
ただ、最近では、大手スポーツチェーン店との競合などにより店舗数を23店舗まで減らし、売上高も61億円台まで減少、過去の不動産投資などにかかわる借入負担も大きく、財務内容は債務超過にいたっていた。
なお、福島県郡山市に本社を置き東証一部のスポーツ用品販売大手ゼビオがスポンサーになる予定。
 店舗は、青森県5店、秋田県6店、山形県2店、岩手県10店有している。

[ 2013年10月 1日 ]
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