アイコン 大阪市道路公社 破綻解散へ/負債334億円 市が肩代わり

大阪市内の地下駐車場の建設や運営をしてきた大阪市の第3セクター「大阪市道路公社」(大阪市中央区本町1丁目5番6号)が経営破綻、今年度内に解散する見通しとなった。

負債額は334億円。

全額、大阪市が第三セクター等改革推進債(三セク債)を発行して肩代わりする方針。

当道路公社は、大阪市がバブル時代に手がけた「負の遺産」の一つ。違法駐車を解消する目的で平成6年に市が全額出資して設立。

大阪駅前地下駐車場など地下駐車場8ヶ所を建設した。現在は地下駐車場と市内全域の約170ヶ所の駐車場を主に管理している。

しかし、コインパーキングなどの増加で、利用者が需要予測を大きく下回り、駐車料金も下げざるを得なくなって収益が悪化。建設資金の返済のために借金を繰り返す悪循環に陥り、赤字決算が続いていた。

こうした駐車場は、民間企業の経営を圧迫するとして、近隣駐車場の最低価格より下げられず、稼働率も悪化する。

過去、利権議員に踊らされ、不動産を買い捲り、建設してきた結果だろう。それに高給取りの天下り用に組織を肥大化させてきたものと思われる。

 

[ 2013年10月 8日 ]
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