岐阜エフエム(株)/会社解散し清算 新社「エフエム岐阜」事業承継
第3セクターの岐阜エフエム放送(株)(岐阜県大垣市小野4丁目35番地10、ソフトピアジャパン・アネックス/大垣市情報工房内)は19日、総務省の許可を条件に、3月31日で解散し、放送事業を新会社「エフエム岐阜」に譲渡すると発表した。
エフエム岐阜は、事業所やスタジオ、従業員をそのまま引き継ぎ、放送を継続する。
岐阜エフエム放送は2001年4月に開局、2013年3月期で▲3億431万円の債務超過となり、昨年10月の臨時株主総会で事業譲渡と会社解散・清算が特別決議された。
新会社の「エフエム岐阜」は、エフエム東京(東京)、エフエム愛知(名古屋市)など3社が出資して昨年8月に設立されている。承継後の今年4~6月に第三者割当増資を実施し、岐阜県内企業の出資比率を50%以上に引き上げる予定。
総務省から放送免許承継の許可を受けて事業譲渡されるのは、全国の民放FM局では3例目となる。
岐阜エフエム(株)
資本金
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4億9,500万円
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主要株主
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中日新聞社 - (23.29%)
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岐阜新聞社 - (19.25%)
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岐阜県 - (10.00%)
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税金が投入されている事業での損失額は、資本金と債務超過額の計7億9931万円にものぼり、早期での出血食い止め対策が必要だった。
[ 2014年2月19日 ]
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