アイコン 福島県の牛乳ミルクから基準超の大腸菌群 「酪王乳業」が1万3千個リコール

福島県郡山市の牛乳メーカー「酪王乳業」が30日、自主検査で「基準を上回る大腸菌群が確認された」として出荷した牛乳や乳飲料の商品、1万3000本あまりの自主回収を始めた。

自主回収を始めたのは、本社に隣接する工場で4月29日製造された下記商品
酪王牛乳1000ml:賞味期限表示 14.05.09.U○○
酪王酪農家限定牛乳1000ml :賞味期限表示 14.05.09.U○○
酪王70%カット低脂肪乳1000ml :賞味期限表示 14.05.09.U○○
酪王コーヒー 500ml :賞味期限表示 14.05.11.U○○
酪王ハイカフェオレ1000ml :賞味期限表示 14.05.09.U○○
合計約1万3千本が福島県を中心に東北や関東に出荷されている。賞味期限のあとに続く文字が、『.U』で始まる。

保健所では「飲んでも人体に影響のないレベルとみられるが、対象商品と確認した場合は、飲まないでほしい」としている。
お客様相談室フリーダイヤル 0120-369-010
送付は着払いで、酪王乳業株式会社:〒963-0201 福島県郡山市大槻町字古屋敷80-1
以上。

消費者からの苦情で発覚、原因究明もせず、調査が終わったような雪印メグミルクとは異なり、自主検査で同社は自ら動き、真摯に消費者に向き合っている。欲を言えば「製品」になった段階、出荷前の抜き打ち検査が厳格に行われていたかどうかだが。

 

[ 2014年5月 1日 ]
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