アイコン 元(有)ヤスカネ・ジャパンの河内物産(株)/特別清算

飼料卸販売の河内物産(株)(福岡県みやま市瀬高町河内2642-1、代表清算人:永原豪弁護士(電話092-781-5881))は6月10日、福岡地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約17億円。

旧(有)ヤスカネ・ジャパンは、輸入飼料や有機肥料などを農協や飼料販売店へ卸していたが、宮崎で大規模発生した口蹄疫の影響や東日本大震災による畜産業界の低迷により、売上不振に陥り、さらに円安による輸入飼料の高騰から採算性を悪化させ経営不振に陥っていた。

そこで同社は、金融機関や輸入にかかわる商社等の協力もあり、会社を分割、同社の旧(有)ヤスカネ・ジャパンは、新(株)ヤスカネ・ジャパンを設立し現業部門を譲渡するとともに、同社の社名を河内物産(株)に変更し、負債を抱えるだけ会社となり、整理した後、会社清算される予定であった。

[ 2014年6月20日 ]
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