(株)建装社/自己破産申請
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施設建物の内装工事大手の(株)建装社(東京都新宿区新宿2-18-1、代表:長尾淳)は7月16日、申請処理を湯澤功栄弁護士(電話03-6450-1280)ほかに一任して、東京地方裁判所へ自己破産申請した。
負債額は約16億円。
東日本大震災後、建築大手ゼネコンが、労務費や資材費の高騰から、儲からなくなってしまったため、下請け虐めで予算をカット、その煽りを受け、同社は採算性を窮悪化させ、行き詰った。
一昨年決算は大手ゼネコンのほとんどが業績を大幅に悪化させたが、こうした動きで、昨年期から利益は回復してきている。しかし、営業利益率は大幅に下落したままである一方、建設資材メーカーの頂点である太平洋セメントは儲かっている。
㈱)建装社の財務内容と業績 平成25年3月期 /千円
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科目
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金額
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科目
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金額
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流動資産
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884,947
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流動負債
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579,816
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固定負債
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676,477
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固定資産
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762,889
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自己資本
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391,543
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(資本金)
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30,000
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資産合計
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1,647,836
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負債+資本計
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1,647,836
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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1,658,957
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215,856
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7,093
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23.7%
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・施設建物の内装工事、大手ゼネコン下請が主
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[ 2014年7月16日 ]
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