アイコン LG製冷蔵庫4万8千台既存リコール分 今年も住宅火災5件 2008年改修率なんと3割 

 韓国のLGエレクトロニクスは29日、日本専用モデルとして2003年9月から05年4月に製造した冷蔵庫「LR―A17PS」と「LR―B17NW」が発火する恐れがあるため、リコール(回収・無償交換)を再告知すると発表した。
 当該冷蔵庫は、2008年12月にリコールを発表したが、対象となる4万8537台のうち、回収率は3割弱にとどまっている。この冷蔵庫が原因とみられる住宅火災が今年も5件発生したため、再度告知することにした。担当者が訪問し、発火の原因となる部品を交換する。
連絡先はフリーダイヤル(0120)004027。30日午前9時から対応する。

以上、改修率が悪すぎる、ケチぶってTVなどで大々的に告知しないからだろう。火災で死者でも出たら、大騒ぎするだろうが・・・。
同社の日本法人のHPには、すでに冷蔵庫の販売は行っていないようで、商品案内はなされていない。回収率の悪さは、同社が、日本のマスコミによる公告記事に依存した体制しか取っていないとも受け取れる。火災が起きても知らんぷりのようである。2008年のリコール開始時期に、本気で改修に乗り出していれば、ほとんどの販売店である大手家電量販店に、購入先を教えてもらい、対策を取っていたと思われ、こんな改修率ではあるまい。

<LGリコールの原文>
2008年12月16日
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社
LGエレクトロニクス(旧「LG電子」)製冷凍冷蔵庫
「LR-A17PS」「LR-B17NW」
リコール(無償部品交換)実施のお知らせ
このたび、2003年9月から2005年4月にかけて製造いたしました一部の冷凍冷蔵庫におきまして、使用しているコンデンサーの不具合により、発煙・発火の恐れがあることが判明いたしました。
つきましては、対象製品をご使用中のお客様を訪問し、無償にて該当部品の交換処理を行わせていただきます。
対象製品をご使用中のお客様には多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。今後はこのようなことが起こらぬよう、品質管理については全社をあげて、さらなる万全の体制を構築してまいる所存です。
なにとぞご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
■ リコール(無償部品交換)について ■
◆対象機種
LGエレクトロニクス(旧「LG電子」)製 冷凍冷蔵庫
「LR-A17PS」(全製品)
「LR-B17NW」(全製品)
※2003年9月から2005年4月にかけて製造。
◆対象機種名の表示位置
対象機種名は、該当製品本体の下図3箇所に表示。
LG製冷蔵庫
◆対応内容
対象製品をご使用中のお客様にご連絡いただき、担当者が訪問。そのうえで、無償にて該当部品の交換処理を実施。
◆お問い合わせ窓口
・フリーダイヤル 0120-004027(受付時間/平日9:00~18:00)
*お客様からご連絡いただきました個人情報は本件の目的以外には使用いたしません。

[ 2014年8月30日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索