負債額は５社合計で約１７億円。

同社の核事業の「こびとづかん」シリーズが、2012年に著作権者が会社を設立した後に折り合いが合わなかったのか販売中止に追い込まれ、行き詰っていた。

＜「こびとづかん」シリーズ＞

「こびとづかん」シリーズは、なばたとしたか氏によるデザインおよびキャラクターの絵本作品。

同作品はキャラクター・データバンク主催のライセンシング・オブ・ザ・イヤー2011でグランプリを受賞作品。

「こびとづかん」シリーズは、ポニーキャニオンよりCGアニメーション化され映画に、日本コロンビアからニンテンドー３ＤＳソフトとして販売され、キューマックスによりスマホアプリのＳＮＳゲームとしても提供されているほど人気がある。

長崎出版は、当シリーズの絵本など出版物を担当していた。

追加：

本日、一部報道において、「こびとづかんの出版社が破産」という、誤解を招く表記の記事が掲載されたようです。
しかし、実際には、同記事内にも記載がございました通り、破産した長崎出版株式会社は「こびとづかん」シリーズの前・出版社にすぎず、同社の出版契約は既に終了しております。
現在、「こびとづかん」シリーズは株式会社ロクリン社（http://rokurin.jp）が出版しており、今後も同シリーズの展開を続けていく予定です。

読者、および書店の方をはじめとする皆様には、本件において大変なご心配をおかけいたしました。
今後も「こびとづかん」シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。

平成26年9月30日
ロクリン社
http://rokurin.jp