アイコン 影山建設(株)/民事再生申請

大正年間創業の宮大工の建築工事会社の影山建設(株)(静岡県富士市松岡835、代表:影山晋司)は9月29日、申請処理を内藤平弁護士(電話03-5212-1611)ほかに一任して、静岡地裁富士支部へ民事再生法の適用申請を行った。

負債額は約7億円。
同社は、神社仏閣の建築を得意とするものの、住宅建築や一般建築や土木工事も行ってきた。しかし、不況から、受注競争も激しく、売上高が減少をたどり、過去の不良資産を一機に計上して大幅な債務超過に陥り、信用も低下させていた。
財務内容の悪化は過去の分の計上によるものであり、民事再生は、金融機関が大幅に債務カットに協力してくれれば宮大工としての技術の信用もあり可能かと思われる。再生条件は営業力があるかどうかと建築資材の仕入先が再生に協力してくれることが前提となる。

影山建設(株)務内容と業績 平成25年4月期 /千円
科目
金額
科目
金額
流動資産
183,851
流動負債
248,079
 
 
固定負債
366,034
固定資産
105,708
自己資本
-324,554
 
 
(資本金)
37,500
資産合計
289,559
負債+資本計
289,559
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
845,435
87,475
5,111
債務超過
 ・建築主体の土木工事会社。債務超過額が大きすぎていた。
 
[ 2014年10月 3日 ]
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