アイコン 「羽衣チョーク」の羽衣文具(株)/廃業へ

羽衣文具(株)(所在地:愛知県春日井市美濃町1-154、代表:渡部隆康)は10月、平成27年3月31日をもって自主廃業することを表明していた。同社のHPによると、同年2月20日に生産を終了し、3月20日をもって販売を終了する。
国内シェア30%を有する「羽衣チョーク」、少子化の影響で、学校数やクラス数が大幅に減少し続け、同社の売上高は減少し続けていた。先行きの見通しも暗く、今回の措置に至ったと思われる。
以上、

100万人雇用が増加しても、将来にわたって低賃金の非正規雇用の増加であり、正規雇用者は9万人減少では、少子化が保証されたようなものだろう。韓国の雇用情勢と世代別人口構成に似てきている。

廃業のご案内

日頃は弊社製品をご愛顧頂き、厚くお礼申し上げます。
さて、弊社では平成27年3月末日をもちまして廃業いたすこととなりました。昭和7年先々代の渡部四郎が日本チョーク製造所設立し白墨の製造を始めました。その後戦災で工場が全焼しました。昭和22年に先代の渡部隆三が現在の羽衣文具(株)を設立しました。創業以来80年あまり「手につかない被膜つきチョーク」のポリチョーク、フルタッチチョーク、レインチョーク、蛍光チョークなどチョークを専門に製造して参りましたが、少子化と教育環境の変化による需要の減少、後継者不在に加え私の体調不良により、やむなく廃業を決心いたしました。皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
皆様の長年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げます。
まずは、廃業のご挨拶を申し上げます。

  平成26年10月

羽衣文具株式会社
代表取締役   渡 部 隆 康

廃業のスケジュール等のご案内

 1.生産終了  平成27年2月20日

 2.販売終了  平成27年3月20日

 3.年間契約などによる年度末のご注文について
   出来るだけ対応いたしたいと思いますが、年度末は、製品によっては欠品する可能性があります。
   早めにご注文いただきますようお願いいたします。
   出荷出来ない場合は、ご容赦いただきますようお願いいたします。

 4.炭酸カルシウムチョーク「フルタッチ」について
   羽衣文具と(株)馬印の技術の融合により、新たな炭酸カルシウムチョークを
   (株)馬印の工場で生産し、(株)馬印より発売する予定です。
   来年度はこのチョークに切り替えて頂ければ幸いです。  

 

[ 2014年11月19日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索