アイコン 日経関連TCWの(株)テイー・シー・ワークス/特別清算

(株)テイー・シー・ワークス(東京都千代田区大手町1-3-7、代表清算人:竹内敏)は11月6日、東京地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約93億円。

同社は日本経済新聞社の事業部が独立して設立。セミナー・展示会・イベントスペースの企画・設計・施工を行うプロモーション事業、商業施設の店舗内装の企画・設計・施工を行う商業施設事業などを展開していた。

しかし、2000年頃から元経営陣による架空取引などの不正経理疑惑が浮上し、その後、親会社を巻き込んだ大スキャンダル騒動に発展。総額約100億円の不正手形が流通するなどして2003年11月、当時の社長以下、経営幹部が特別背任容疑で逮捕された。

そうしたなか、親会社の日経の全面支援の下、経営再建を進めていたが、事件の影響を受けて2001年12月期の売上高が57億9965万円にダウン。さらに2002年期には売上高が27億9241万円に落ち込み、債務超過が約96億円まで拡大していた。

債務超過も大きく業績回復が望めないことから事業継続を断念し、2005年2月28日の親会社主導=株主総会の決議により解散していた。

今では懐かしい事件。九州の業者も多く関係していた。

 

[ 2014年11月10日 ]
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