ロイヤルHD/12月決算 微増
グループの基幹である外食事業は、ホスピタリティ・レストラン「ロイヤルホスト」、天丼・天ぷら専門店「てん や」、ステーキ・ハンバーグ&サラダバー「カウボーイ家族」、ピザレストラン「シェーキーズ」、サラダバー&グリル「シズラー」などのチェーン店のほか、 ビアレストラン、カフェ、各種専門店等の多種多様な飲食業態を展開している。
当連結会計年度は、国内外のフランチャイズ店を含めて、「ロイヤルホスト」5店舗、「てんや」23店舗等の合計37店舗を出店した。
主力の「ロイヤルホスト」では、既存店舗の内外装と厨房機器への追加投資を継続するとともに、野菜の分量を増やし健康に配慮した商品や高品質の国産食材にこだわった商品を投入するなど、ロイヤルブランドの源泉として同業他社との差別化を図った。
この結果、既存店舗の売上前年比は3年連続で100%を超えることができた。
また「てんや」では、国内外における出店のほか、既存店舗においては内外装の追加投資を進めるとともに、季節に合わせて旬の食材を楽しめる商品を投入するなど、顧客満足の向上に取り組んだ結果、売上前年比は34ヶ月連続で100%を超えることができた。
以上の結果、売上高は612億29百万円(前年同期比+2.0%)、経常利益は29億96百万円(前年同期比+14.4%)となったとしている。
同社の外食産業は、部門・店舗別に表記されておらず、個別業態において、売上高や営業利益がどうなっているのか不明。
ハゲタカ出身が多い経営陣が、目先の利益だけを追求して、店舗展開やM&Aなどを積極化させれば、数年後に化けの皮が剥がれ、そのツケが決算で表面化してくる。あせるでない。
そこまでやりたければ、ガスト含め外食の上場企業を全部買収すればよい。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
11年12月期
|
109,260
|
2,153
|
2,220
|
-3,177
|
12年12月期
|
114,957
|
2,623
|
2,817
|
1,137
|
13年12月期
|
120,730
|
3,498
|
3,761
|
1,663
|
14年12月期
|
124,857
|
4,417
|
4,579
|
1,866
|
14年/13年比
|
3.4%
|
26.3%
|
21.7%
|
12.2%
|
15年12月期予想
|
127,000
|
4,500
|
4,600
|
2,000
|
15期予想/14期比
|
1.7%
|
1.9%
|
0.5%
|
7.2%
|
コメントをどうぞ