「寺泊やまげんのかまぼこ」の栁下蒲鉾(株)/破産開始決定
蒲鉾など水産練物製造販売の栁下蒲鉾(株)(新潟県長岡市寺泊上田町9770-2、代表:栁下剛一)は2月27日、申請処理を高野毅弁護士(電話0258-35-4444)ほかに一任して、新潟地裁長岡支部において、破産手続きの開始決定を受けた。
負債額は約10億円。
同社は、東宮殿下献上蒲鉾「寺泊やまげんのかまぼこ」で知られ、以前は30億円以上の売上高を計上していたが、消費不況、消費者の嗜好の変化などにより売上高は10億円前後まで落ち込み、さらに、すり身にする魚価が高騰し、採算性を悪化させ、今回の事態に至った。
以上、
10億円の売上高があればブランド力もあり、金融機関等の債務免除により民事再生ができようが、経営者は前途を悲観したのだろう。
[ 2015年2月28日 ]
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