リーマンショック前、中央資本のビジネスホテルが全国各地に格安の大型ホテルを開設し続けたが、リーマンショックによる不況から、ホテルの乱立状態に至り、どこのホテルも集客不足に陥っている。

同社も道内で展開していたホテルが集客や価格競争に巻き込まれ、それも激化、展開したホテルの開設資金の借入金が経営を圧迫していた。
ホテルパコは道内に９ヶ所あるが、直営は帯広２ヶ所、函館２ヶ所の計４ヶ所とケーユー経営の釧路１ヶ所の計５ヶ所で、残る４ヶ所は売却後、委託され運営しているホテル。

（株）ケーユーは、（株）カネトモが経営していた「ホテルパコ釧路」を事業分割して、設立された会社。
民事再生でのスポンサーに（株）リオ・ホールディングスが名乗りを上げている。