アイコン 3月の百貨店大手4社▲16%超減少 三越伊勢丹▲16.2%減

「高島屋」は、前年同月比▲23.8%減少
「大丸松坂屋百貨店」は、▲23.0%減少
「そごう・西武」は▲17%減少
「三越伊勢丹」は、グループの店舗も含め▲16.2%減少。
昨年は、消費税増税の駆け込み需要があり、一昨年との比較では、0.3%~4.7%増加している。

ただ、外国人観光客、特に中国人観光客の爆買いで潤っている面があり、それを除いた場合、一昨年3月とほとんど変わらないのが実態となっている。

<三越伊勢丹ホールディングス>
同社が発表した3月の売上速報によると、国内百貨店事業の合計売上高は前年同月比▲16.2%減となった。
土祝日2日減とともに、昨年3月が増税前の駆け込み需要により22.6%増の高い伸びとなっていたことから、免税売上が堅調な三越銀座店も▲1.9%減にとどまった。

伊勢丹新宿本店店頭▲15.5%減、三越日本橋本店店頭▲20.0%減と各店とも二桁以上のマイナスとなった、首都圏三越伊勢丹計で▲14.0%減となった。

前年特に駆け込み消費の大きかった時計・宝飾品や家具、寝具等が前年比で苦戦。好調が続いている化粧品やハンドバッグ、紳士靴などでは落ち込みは比較的小さい。
カジュアルな婦人靴や、体温調節ができる春らしいスカーフ、スプリングコートなどが堅調だった。
以上、

中国爆買い需要は、連休の関係で5月はじめまで続き、次は9月末から10月はじめの中秋節・国慶節まで大きな伸びは期待できないだろう。但し、中国政府は戦勝70周年の大々的な軍事パレードを秋に計画しており、中国人観光客を政治が狂わせる可能性もある。

[ 2015年4月 2日 ]
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