アイコン オバマ大統領/キューバをテロ支援国家指定解除決定、議会通告

米ホワイトハウスは14日、オバマ大統領がキューバに対するテロ支援国家指定解除を決定し、議会に通告したと発表した。
キューバ政府が強く求めていた指定解除に米政府が応じたことで、国交正常化の大きな障害の一つが取り除かれた。キューバ革命(1959年1月1日)後に断交し、半世紀以上にわたり対立を続けてきた両国は、関係正常化に向け前進した。
 オバマ氏とキューバのカストロ国家評議会議長は11日にパナマ市で、59年ぶりとなった両国首脳会談でオバマ氏は、指定解除について数日中に判断すると伝えていた。

 キューバ外務省は「正しい判断だ」とする声明を発表した。
1962年10月14日のキューバ危機で両国関係は最大の危機に至り、その後凍結された関係が、オバマ外交で雪解けてきた。
当時のアメリカ合衆国の大統領は、J・Fケネディだった。ケネディ駐日大使のシワの分だけ時を重ねていた。

ただ、こうしたオバマ大統領の決定に、共和党のベイナー下院議長は反発、指定解除は議会通告後45日経過し発効するものの、経済封鎖解除は議会の解除が必要。
上下院を共和党が掌握しており、オバマ大統領が国内世論を背景に議会に詰め寄るのか、なんらか妥協するのか、すんなりは行かない。
 

[ 2015年4月15日 ]
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