アイコン 佐賀・上滝建設副社長に贈収賄の有罪判決

佐賀地方裁判所は、唐津市が発注した公共工事をめぐる贈収賄事件で、市の元部長に便宜を図ってもら う見返りに現金100万円を渡していたとして贈賄の罪に問われた佐賀市の上滝建設の元副社長、徳島武彦被告(70)の元副社長に対し、「公務の清廉潔白性 を損なった程度は大きく強い非難を免れない」として執行猶予のついた懲役1年の有罪判決を言い渡した。
唐津市が発注した駄竹漁港(同市肥前町)防波護岸築造工事の入札で、最低制限価格を教えてもらう見返りに、市の当時の企画財政部長に現金100万円を渡したとして、唐津市の建設会社の元社長とともに贈賄の罪に問われていた。工事は、唐津市の大潮建設が落札していた。

15日の判決で裁判所は「徳島元副社長は、市の元部長に秘密を漏らすように働きかけ、賄賂の金額も決めるなど、主導的な役割を果たした上、唐津市の大潮建設の元社長から預かった現金のうち賄賂を差し引いた残りを自分の利益にしていた。賄賂の金額も少なくはなく、公務の清廉潔白性を損なった程度は大きく、強い非難を免れない」と指摘した。

その上で杉田裁判官は「いまは反省の態度を示している」として、徳島元副社長に懲役1年、執行猶予3年を言い渡した。
ネコババしていたのか。・・・徳島武彦氏は唐津市の坂井俊之市長の選挙で選対幹部を務めるなど親しい関係にある。くんずほぐれずの関係か。

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[ 2015年4月15日 ]
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