アイコン ウィキリークス/ソニーSPEの流出情報を公開 個人情報含む

内部告発サイト「ウィキリークス」は16日、昨年サイバー攻撃で流出したソニーのSPEの文書3万件以上を公開した。これを受け、SPEを強く非難する声明を発表した。
ウィキリークスは、同サイトでSPEに関する文書30287件と電子メール173132件を検索可能にした。
ウィキリークスのジュリアン・アサンジは公開について、「報道の価値があり、地政学的な対立の中心にある」と説明している。
SPEは声明で、サイバー攻撃が悪意ある犯罪行為だったと指摘、流出した社員情報や非公開情報を公開したとして強く非難した。
 流出した文書には、エイミーSPE共同会長(当時)の電子メールや社員の給与や社会保障番号などの個人梅郷が含まれている。

SPEは北朝鮮の金正恩第一書記のパロディ映画「ザ・インタビュー」の公開を準備していた昨年11月、サイバー攻撃を受けた。この攻撃で未公開映画を含む情報流出があり、システムも破壊され、ソニーは四半期ごとの決算情報を提出できない事態に追い込まれた。米政府は北朝鮮が攻撃に関与したとしている。
以上、ロイター参照

アサンジは、北朝鮮と接触し、北朝鮮が取得した情報を取得、今頃、全面公開したものとも見られる。
また、アサンジは、ロシアにいるスノーデンとも連絡を取り合っており、ロシア経由で取得した可能性もある。ロシアはウクライナ問題から、アメリカの経済制裁により経済悪化に至ったことから、アメリカに揺さぶりをかける前触れの可能性もある。
北朝鮮側にとっては、SPEに対するサイバー攻撃に北朝鮮は関与していないとのこれまでの主張を正当化させる意味合いもある。

ただ、アサンジは、今回の公開は社員の個人情報も多く含まれ、これまで以上にアメリカ政府がアサンジに対して逮捕権を行使してくる可能性が高い。もう終わりだろう。

政治家や大企業のトップの情報の場合は、一般市民も面白がるだろうが、一般人の個人情報の公開となると話しは別、アサンジは自ら墓穴を掘ったようだ。

アサンジは2013年当時、英国のエクアドル大使館にいるとされ、外に出た場合、英国政府は逮捕するとしていたが、当大使館はビルの中、すでに変装して出国していると見られる。最近は不知。

[ 2015年4月17日 ]
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