アイコン ワタミもビックリのブラックさ! 若手アニメーターの平均年収110万円 最低賃金よりもっともっと劣悪

海外でも評価が高い、日本のアニメーションの若手の制作者は、1日の労働時間が長時間にわたる一方で、平均年収は110万円余りと厳しい労働環境に置かれていることが、文化庁の委託で行われた大規模な実態調査で分かったと報道されている。

この調査は、優れた作品を数多く輩出し、海外でも評価が高い、日本のアニメーションの制作者の実情を把握しようと、文化庁が業界団体に委託して行い、759人から回答を得た。

それによると、制作者の1日の労働時間は平均で11時間と、拘束時間が長いことが分かった。その一方で、20代の若手が多い動画を担当する制作者は、平均年収が110万円余りとほかの産業に比べて極めて低い水準にとどまっている。
 
これは、人件費が安いアジア各国との競争が激しいことや、動画の制作者の多くが1枚数百円という契約で仕事を請け負っていることが要因とみられている。

調査を行った「日本アニメーター・演出協会」副代表のヤマサキオサムさんは「特に若手の労働環境が厳しいことが分かった。後に続くアニメーターが育たないと産業自体が立ちゆかなくなるおそれがある」と話している。
団体は29日、調査結果を公表するとともに、今後、シンポジウムなどを開いて、若手のアニメ制作者の労働環境の改善を訴えることにしている。
以上、

最低賃金より悪い劣悪労働、これでは衰退するのが目に見えている。ヒット作を持つアニメ制作会社とそうでない会社が極端過ぎ、報酬はそうでない会社に引っ張られている。ヒット作を持つ会社の社長は天狗ばかり・・・。アニメ業界の社長に自浄能力はまったくない。
最低でも最低賃金を確保できる業界なり、制度が必要だろう。専門職の残業代0を先行してやっているようなものだ。財界はそれを狙っているのであるが・・・。いつか天罰が降りる。

[ 2015年4月28日 ]
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