アイコン ラーメン「山小屋」のワイエスフード(田川郡)/3月決算 下げ止まらず

同社は当期について、外食産業は、消費税増税による売上への影響は限定的なものに留まっているが、他業種との顧客獲得競争が激しさを増すなか、原材料価格や人件費の上昇といった主要コストの増加もあり、引き続き厳しい状況が続いている。
こ のような状況下、同社は引き続き海外事業における多店舗展開を積極的に推進し、当期において、新たな出店国としてミャンマー及びベトナムに続き、平成27 年3月末にオーストラリア1号店目となる「一康流福岡ラーメン メルボルンCBD店」がオープンする等、合計で11店舗の新規出店を行った。

一方、国内では、平成27年3月に九州エリアのショッピングモールにおいて「山小屋」ブランドの2店舗の出店を行ったことに加え、平成26年7月には、「ファミリー層や女性のお客様にも満足していただける店舗」をコンセプトに『牛もつダイニング Y's KITCHEN』をオープンし、国内の新規顧客の獲得に加え、サイドメニューの充実化を図ると共に、新たに海外向けの居酒屋ブランドの足がかりを構築した。

さらに、全国誌等を媒体に効果的な販売促進活動の展開に努めることはもちろん、「一杯のラーメンをお客様に満足していただく」という創業当時からの理念にのっとり、「美味しさと快適な食の空間」の追求、「食の安心・安全」の維持向上に取組むとしている。
以上、

海外のラーメンブームが嘘のように本場の日本ではラーメンブームが過ぎ去り回復の兆しさえ見えないものとなっている。
ブームの火付け役であるTVは、いまやラーメン番組などほとんどしなくなっている。ラーメンブームを起こさせた後にTVがチョッカイを出した讃岐うどんやスウィーツも今や倒産・弊店が相次いでいる。
TVが演出するブームは長続きしない。その中でも美味しくても潰れていく店があり、残念だが、やはり店舗展開など投資を行っていたことに起因した場合も多い。

ラーメンはアリアケのラーメンスープを購入して、そのままか別途味を足して出しているラーメン店が多い。汗かき味を研究し続け、自ら造っている店舗は少なくなってきている。自社用のスープをアリアケに生産委託しているチェーン店舗もある。万人に無難な味付けとなっている。

連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
2,842
27
14
-200
13年3月期
2,201
14
7
-85
14年3月期
2,005
54
47
13
15年3月期
1,901
21
12
-33
 15期/14期比
-5.2%
-61.1%
-74.5%
 
16年3月期予想
1,930
38
28
19
 16期予/15期比
1.5%
81.0%
133.3%
 
 
[ 2015年5月14日 ]
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