ミスターマックス(福岡)/3月決算 赤字転落
同社は売上高について、消費税増税の駆け込み需要の反動や夏季の天候不順による季節商品の落ち込みがあったものの、5店舗の新店効果と下期以降の日用消耗品を中心とした売上が好調だったこともあり、売上高前期比は全店で101.0%となった。
商品部門別の実績は、スーパーセンター業態の店舗数増加にともない日配品や加工食品が好調な食品部門や、新しいライフスタイルに合わせた品種を拡大しているスポーツ用品や収納用品が好調な住生活部門が売上を伸ばした。
一方で、消費税増税にともなう駆け込み需要の反動や、夏季の天候不順の影響が大きかった家電部門やHBC(Health and Beauty Care)部門が売上を落とした。
これらの結果、当期の営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)は1,142億62百万円(前期比1.0%増)と増収となった。
収益面では、第4四半期に不回転商品在庫の評価損約7億円を計上したことなどにより、営業総利益(粗利)は276億31百万円(前期比▲1.9%減)となったとしている。
/百万円
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売上高
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前期比
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家電
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15,880
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-6.9%
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アパレル
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8,548
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1.4%
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住生活
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26,477
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0.9%
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健康・美容
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23,349
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-1.8%
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食品
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35,344
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7.2%
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その他
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8
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536.4%
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合計
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109,608
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1.0%
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同社の総売上高には別途家賃収入がある。同社は生鮮食品を置いておらず、施設によっては生鮮の店舗を入居させている。
同社の店舗数は当期5店舗増加させ期末60店舗。店舗数の増加割合からすれば、既存店舗では前期比もっと落ちていることになる。
同社の店舗数は当期5店舗増加させ期末60店舗。店舗数の増加割合からすれば、既存店舗では前期比もっと落ちていることになる。
<業績推移>
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期
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106,975
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191
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392
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328
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13年3月期
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106,170
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117
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238
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256
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14年3月期
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113,111
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636
|
718
|
67
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15年3月期
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114,262
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-876
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-783
|
-2,982
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15期/14期比
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1.0%
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16年3月期予想
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115,800
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500
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520
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280
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16期予/15期比
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1.3%
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[ 2015年5月15日 ]
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