アイコン ナカノフドー建設/3月決算 増益 受注状況付

 

同社は当期について、国内建設市場は、政府建設投資や民間住宅投資は前年度の実績を若干下回ったものの、輸出の増加や内需の回復期待を背景に、製造業を中心とする設備投資が増加し、民間非住宅投資が堅調に推移した。しかし、技能労働者不足や資機材価格の高止まりにより、建設計画の見直しや抑制の動きも一部で顕在化しており、引き続き難しい受注環境が続いている。

このような状況下、中期経営計画の基本方針である「磐石な収益基盤」を構築するために、「量より質」の経営方針を掲げ、国内では技術社員教育による現場力の向上や、技能労働者不足に対応するための工業化や省力化を推進する一方、海外では原価管理の強化やローカル社員の育成に努め、収益力の強化を図ったとしている。同社は東南アジアでも積極的に受注している。

上記施策により、利益率が大幅に改善されてきている。

 
売上高
営業利益
セグメント
/百万円
前期比
/百万円
前期比
建設・日本
80,468
6.7%
1,620
737.0%
建設・東南アジア
43,720
-17.0%
1,367
-14.9%
不動産賃貸・日本
1,055
0.1%
396
-24.9%
不動産賃貸・北米
 
 
-2
(▲77)
その他
33
6.0%
-14
(0)
調整
-16
 
 
 
合計
125,260
-0.5%
3,367
10.0%

 

2015年3月期の受注状況(前年同期比較) ・単体
 
2014/3期  
2015/3期  
 
 
 
受注/百万円
受注/百万円
増減率
土木
官庁工事
2,191
1,686
-23.0%
民間工事
14
39
178.6%
合計
2,205
1,725
-21.8%
建築
官庁工事
10,567
6,584
-37.7%
民間工事
59,629
69,101
15.9%
合計
70,196
75,685
7.8%
官/民
官庁工事計
12,758
8,270
-35.2%
民間工事計
59,643
69,140
15.9%
受注総合計
72,401
77,410
6.9%
2014年期と2015年期期末の受注繰越高(受注残高)
 
 
前期受注残
当期受注残
増減率
土木
官庁工事
1,162
885
-23.8%
民間工事
0
0
 
合計
1,162
885
-23.8%
建築
官庁工事
13,856
7,146
-48.4%
民間工事
41,527
45,462
9.5%
合計
55,383
52,608
-5.0%
官/民
官庁工事計
15,018
8,031
-46.5%
民間工事計
41,527
45,462
9.5%
受注残高合計
56,545
53,493
-5.4%
別途、海外子会社で受注残が前期比24.4%増の516億79百万円あり。

 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
110,344
229
275
-2,024
13年3月期
117,254
1,522
1,755
653
14年3月期
129,177
2,250
2,522
1,543
15年3月期
125,260
3,367
3,801
2,717
 15期/14期比
-3.0%
49.6%
50.7%
76.1%
16年3月期予想
125,000
3,300
3,600
2,500
 16期予/15期比
-0.2%
-2.0%
-5.3%
-8.0%

 

[ 2015年5月15日 ]
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