アイコン 本日(20日)の日経平均170円高の20,196円、予想超えのGDP2.4%増

内閣府が20日発表した2015年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率2.4%増と2四半期連続のプラス成長となった。
事前の市場予測の中心値である1.5%を大きく上回り、東京株式市場では、不動産や電気・ガス・ゴム製品など幅広く買われ、4日連続して続伸した。

日経平均株価は170円18銭高の2万0,196円56銭、
東証株価指数(TOPIX)は10.07ポイント高の1643.40
出来高は25億7,091万株。
以下、20日15時現在
対ドル円は120.91円の円安
対ユーロ円は134.38円の円高
WTI原油先物価格は58.44円の直近ピークの62円台からは下げている。

原油価格は、米国で原油安からここ半年間で半分以上停止したシェールオイルの掘削リグが、原油価格の上昇で一部再稼動に向け動き出しており、すでにシェールガス・オイル関連企業の株が上昇しており、原油価格の上昇の頭を抑えてきている。

20日(本日)の株価上昇は、日本のGDPの上昇と米国の住宅着工件数の大幅増が上昇をもたらした。
米商務省が19日発表した4月の米住宅着工件数は年率換算で前月比20.2%増の114万戸となった。件数は2007年11月以来7年5ヶ月ぶりの高水準で、増加率は1991年2月以来の大きな伸びだった。
市場予想の102万戸も大きく上回った。第1・四半期の落ち込みからの持ち直しに苦戦している米経済にとって明るい兆しがみえる内容となった。
4月は主力の一戸建ては16.7%増と、08年1月以来の高水準となった。集合住宅も27.2%増と大きく伸びた。
着工件数の先行指標となる建設許可件数は10.1%増の114万戸と、08年6月以来の高水準。市場予想の106万戸も上回った。

これを受け、FRBの金利の上げは年末になるのではとの観測が強くなり、対外国貨幣に対してドル高が全面高となっている。

 

[ 2015年5月20日 ]
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