アイコン 輸出制限の炭素繊維を中国に不正輸出/ポリケミカルズリミテッド会長ら逮捕

兵庫県警は、核兵器や戦闘機の開発などに転用されるおそれがあるため、 輸出が厳しく規制されている炭素繊維を中国に不正に輸出したとして、兵庫県芦屋市楠町7-13にある繊維・化学品商社の(株)ポリケミカルズリミテッド会 長の近藤正二容疑者(75)ら3人を、外国為替法違反の疑いで逮捕した。
会長らは、容疑を否認しているという。

近藤会長らは、平成22年1月、国の許可を受けずに日本製の炭素繊維約3500キロを大阪港から中国に不正に輸出した外国為替法違反の疑いがもたれている。
同社は、炭素繊維を韓国の光州市の企業に輸出すると嘘の申請をし、韓国の釜山港を経由して中国に運んでいたとみられるという。
炭素繊維は、鉄の約4分の1の軽さで10倍の強度があり、自動車の車体やテニスのラケットなど、幅広く使われる一方、核兵器やミサイル・戦闘機の開発など、軍事目的に転用されるおそれがあるため、輸出が厳しく規制されている。

警察は、昨年3月、この会社が炭素繊維を仕入れていた大阪の卸売業者を捜索するなどして捜査を進め、26日朝から3人を取り調べていたが、容疑が固まったとして逮捕した。
 調べに対し、いずれも容疑を否認し、「中国に運ばれるとは知らなかった」などと供述しているという。警察は、この会社が炭素繊維を中国に運んだ経緯やルートなどを詳しく調べて実態の解明を進めることにしている。
以上、

金のためなら何でもやる人たちなのだろう。韓国では中国に対し、日本のような規制はないのだろうか。
炭素繊維の世界的メーカーである経団連会長の東レの御人は、韓国へ工場投資やら韓国企業の買収やら、韓国企業のような動きをしているが、中国へ韓国子会社から直接輸出してはいないのだろうか。子会社化した企業は中国へ輸出しているはずだが・・・。

ただ、高品質の価格的にも高い炭素繊維ではない子会社化した会社のようだが・・・。実態はわからない。韓国は中国と仲良しクラブを結成しており、東レ本体の影で迂回輸出はいくらでもできる。

 

[ 2015年5月26日 ]
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