アイコン 追報:大和窯業(株)/破産開始決定

タイル製造の大和窯業(株)(愛知県瀬戸市東古瀬戸町4、代表:大竹良太)は5月29日、名古屋地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、安藤貞行弁護士(電話052-971-5665)が選任されている。

負債額は約9億円。

中国製タイルの輸入拡大で収益性を悪化させる中、リーマンショック以降、タイルを使用しない工法が蔓延し、受注不振となっていた。

 既報のとおり。

関連記事
大和窯業(株)/自己破産へ

同社は昭和25年設立の瀬戸の陶磁器タイルメーカー。各種タイルや歩道用彩色レンガなどを手がけていた。日本の著名な美術館や迎賓館、各地の病院、大学な どにも納品実績を有し、復元タイルなども製造していた。しかし、建築工法が安価な薄っぺらな工法に変わり、タイルを使用した建物がほとんどなくなり、11 億円以上あった同社の売上高は、最近では3億円台まで減少、工場設備への資金の固定化もあり、債務超過のため、資金繰りにも窮し行き詰った。

[ 2015年6月 1日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ