29日の株価予想 19000円台回復へ FOMC米金利上げ先送り
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28日のNYダウは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受け、早期利上げへの警戒感が浮上して、値下がったものの、市場予測の金利上げ時期が交錯、来年以降の公算も大きく、198ドルの値上がりで取引を終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は27、28両日に開催した定例会合後の声明で、政策金利を据え置いたと発表した。
経済はなお「緩やかな」ペースで拡大していると指摘。年内の行動は約束していないが、次回12月の会合で政策金利引き上げを検討すると表明した。
最近の雇用の伸びが減速しているにもかかわらず、声明は「ならしてみると、労働市場の指標は労働力の活用不足の度合いが今年の早い段階以降に小さくなってきたことを示唆している」と記述した。
(金利上げによる)世界経済への影響については9月にはあったが、今回はなかった。
<原油WTI上昇>
28日のニューヨーク原油市場で、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は急反発、8週間ぶりの大幅高となった。
米製油所の稼働率上昇は、整備・点検シーズンの終了示唆と受け止められ、原油の需要が高まるとの期待から買いが集まった。
28日のニューヨーク原油市場で、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は急反発、8週間ぶりの大幅高となった。
米製油所の稼働率上昇は、整備・点検シーズンの終了示唆と受け止められ、原油の需要が高まるとの期待から買いが集まった。
<米消費者信頼感指数 低下>
10月の米消費者信頼感指数は前月比で低下し、3ヶ月ぶりの低水準。
米民間調査機関コンファレンス・ボードの27日発表によれば、10月の消費者信頼感指数は97.6と、前月の102.6から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値は102.9だった。
現況指数は112.1と、前月の120.3から低下した。職を得るのが困難だとの回答は25.8%と、前月の24.9%から上昇した。ビジネス環境の悪化を指摘した回答は6ヶ月ぶりの高水準。
今後6ヶ月の期待指数は88と、前月の90.8から低下。ここ3ヶ月で最も低かった。雇用と所得の見通しも悪化した。
10月28日の株価ほか
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価格・指数
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前日比
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前日比
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NYダウ
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終値 $
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17,779.52
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198.09
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1.13%
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最高
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17,779.95
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最低
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17,556.71
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日経平均
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終値 \
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18,903.02
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125.98
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0.67%
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最高
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18,925.51
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最低
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18,815.12
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上海総合指数
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終指数
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3,375.20
|
-59.14
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-1.72%
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日本時間
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対ドル円
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6:39
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120.99
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対ユーロ円
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6:39
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132.21
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原油WTI先物(現地時間)
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16:59
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46.18
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SGX日経平均(現地時間)
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1:59
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19,050.00
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125.00
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[ 2015年10月29日 ]
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