アイコン 自転車卸の福知商会(山口・下松市)/自己破産へ 超円安コスト高

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自転車卸の(株)福知商会(山口県下松市葉山1-819-28、代表:福知伸晃)は11月2日事業停止、事後処理を松永貴之弁護士(電話03-6450-5721)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約10億円。

同社は昭和22年創業の自転車卸業者。自社設計・デザインモデルを、中国で組立加工し輸入し、大手スーパーやホームセンターなどへおろし販売していた。リーマンショック後も17億円以上の売上高を計上していたが、不況の浸透、競争激化により平成26年9月期は14億円台まで売上高が減少し、さらに中国での労務費の高騰、超円安でも仕入コストの大幅上昇に見舞われ、支えきれなくなった。

 アベノミクスは笑っている大手輸出業者もいれば、泣いている中小企業輸入業者も多い。

[ 2015年11月 4日 ]
 

 

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