アイコン CO2史上最高値を更新/世界気象機関(WMO)

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中国やインドに対して、煤煙をどうにかさせなければ、また、ディーゼル乗用車を廃止させなければ地球は窒息状態と温暖化により世界中でゲリラ豪雨が。

世界気象機関(WMO)が21日、米ハワイ島マウナロア山で今年5月に観測した二酸化炭素(CO2)の平均濃度が407・7ppmに達し、史上最高値を更新したと発表した。

二酸化炭素濃度には、季節的な変動があり、植物の活動が活発な夏を迎える直前の5月頃がピーク。
ただ、今年に入ってから、世界約40ヶ所の観測地の平均月別濃度は400ppmを一度も下回ったことがなく、WMO当局者は「今年前半の増加は驚異的だ」と懸念を示した。
南極の氷の分析で二酸化炭素濃度の推移が把握できている過去80万年間にはなかった深刻な水準に達しているという。
今後、季節変動で数値は多少下がるとみられるが、WMOのペッテリ・ターラス事務局長は「上昇傾向は変わらない。気候変動に関するパリ合意をより厳格に実行し、低炭素経済と再生可能エネルギーへの転換を加速するべきだ」と述べた。
以上、

中国とインドの煤煙は地球を覆っているとなぜ2国を名指しで批判できないのだろうか。
ディーゼル車は、ほとんどの車両が、エンジンが壊れないように一定温度(エンジンルーム温度45度C)で、排ガスを抑制する排ガス循環装置(EGR)が停止するように設計され、それを世界一車両の環境基準が厳しいとされるEU当局がしっかり認めている(停止させれば燃費効率も良くなる)。エンジンルーム温度45度Cは、走っていればほとんど達し、EGRが停止、環境規制基準の10倍~20倍超の排ガスを地球上にばら撒いている。日産のキュシュカイが韓国から制裁受けたのは、その設定温度が35度Cだったことによるもの。

走行直後にボンネットを開けたら、エンジンルーム温度が何度あるかおおよそ検討も付くというものだ。ほとんどのディーゼル車(韓国で販売されているD乗用車20車種のうち18車種(9割)がEGRの機能を停止させると報告されている)が、EGRを停止させるようになっている。
守銭奴の中国は、銭をたらふく溜め込んだにもかかわらず、先進国の工場がみなつけている煤煙対策の(高価な)触媒装置をつけさせず、ドドメ色の煤煙を世界に撒き散らし、国民の健康を悪化もさせ、その上で地球温暖化の元凶となっている。
その最たるものが石炭を燃やす(コークスを作る際の煤煙が主)粗鋼生産施設や石炭火力の電力会社、低品質石油を造る石油精製会社、低品質重油を燃焼させる船舶である。それもほとんどが中国国営企業群ときている。
AIIBの資金は全部、そうした中国の煤煙対策工事費用に用いるべきではないのだろうか。銭で各国を操る覇権のために利用させてはならぬ。

<スプリンターによるPM2.5のシミュレーション画>
中国では、今や沿岸北部の工場地帯(北京周辺含)、重慶をはじめとする内陸部の工場地帯、そして原油やシェールオイル、石炭が取れる中国西域の工場地帯から、光化学スモッグを引き起こすPM2.5を膨大に含む煤煙が各地に拡散され、地球上に巻き散らかしている。元凶工場の老朽・過剰生産施設を構造改革でろくに解体も処理もしない。

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中国では冬になると暖房用に石炭が燃やされ、国中が深紅に染まる。その大気汚染で中国国民は毎年百万人が亡くなっているとも報道されている。大気汚染がなくすことができるのは強風だけである。そして地球上を覆っている。
 

[ 2016年7月26日 ]
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