中国個人観光客の訪問地はタイ・日本・韓国の順へ
25日、ブルームバーグや中国出境遊(海外旅行)研究所(COTRI)などの資料によると、今年1~3月期に中国の個人旅行客が中華圏を除いて最も多く訪れた地域はタイ、日本、韓国の順で、韓国は日本におされて3位に落ちた。
昨年同期における中国の個人旅行客は、韓国67万人、日本45万3000人だった。しかし、今年は日本に91万3000人、韓国に73万5000人それぞれ訪れた。
過去1年間で日本を訪れた中国の個人旅行客は101.7%の増加となったが、韓国は9.6%増にとどまっている。
なお、上記の分析は、団体客は除外されている。JNTOによるとこの間に中国からの訪日客は147万2千人であり、62.0%が個人客となる。
国際仲裁により、南沙諸島の中国違法不法占拠が判決され、中国では再び大中華思想の民族派が、米国を代表する企業としてKFCの不買運動など展開していた。しかも、当局や警察は傍観して店舗への抗議活動をヤラセていた。しかし、ネット民は冷ややかであり、こうした抗議活動は今や尻切れトンボ状態となっている。どこの国にもいる愛国無罪と自己主張の強すぎる輩がいる。
<危惧される円高・中国元とは2割も>
東・東南アジア諸国も夏休みがあり、日本が魅力を発信し続け、中国国民などに対して感化させ続けていたら、昨年より多い訪日客が訪れるものと見られる。
ただ、こうした観光ブームも爆買は終わりなどネガティブな情報が氾濫、ネットでもポジティブな情報はあまり取り上げられなくなっている。
円高・元安で昨年より20%も中国元は下落し、日本ブームを持続して各国に巻き起こさねば、訪日客の上昇にも陰りが出てくるものと見られる。
空気の汚い中国は別として、台湾からの訪日観光客も大きく伸びており、親日派の政権も誕生し、日本からも台湾へ訪問を増加すべきではなかろうか。美食のほか、すばらしい観光地も多い。
中国元 : 昨年7月平均1元/19.705円、今年7月平均15.440円(24日までの平均)では、21.7%の円高となっており、中国人の財布も硬くなるどころか訪日にも影響する可能性がある。
中国からの訪日客数月別推移
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2014年
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2015年
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2016年
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客数
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前年比
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客数
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前年比
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客数
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前年比
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1月
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155,605
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115.2%
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226,200
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45.4%
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475,116
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110.0%
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2月
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138,236
|
70.9%
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359,100
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159.8%
|
498,903
|
38.9%
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3月
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184,200
|
80.1%
|
338,200
|
83.7%
|
498,054
|
47.3%
|
4月
|
190,600
|
90.3%
|
405,800
|
113.0%
|
514,867
|
26.9%
|
5月
|
165,800
|
103.3%
|
387,200
|
133.6%
|
507,200
|
31.0%
|
6月
|
174,900
|
76.7%
|
462,300
|
116.3%
|
582,500
|
26.0%
|
7月
|
281,200
|
101.0%
|
576,900
|
105.1%
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|
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8月
|
253,900
|
56.5%
|
591,500
|
133.1%
|
|
|
9月
|
246,100
|
57.6%
|
491,200
|
99.6%
|
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10月
|
223,300
|
84.0%
|
445,600
|
99.6%
|
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11月
|
207,500
|
103.6%
|
363,000
|
75.0%
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12月
|
190,000
|
96.5%
|
347,100
|
82.7%
|
6月までの累計
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計
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2,409,158
|
83.4%
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4,993,800
|
107.3%
|
3,076,600
|
41.2%
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