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自由の女神<鉱工業生産指数>
米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表した2014年12月の鉱工業生産指数(季節調整後)は前月比▲0.1%低下した。マイナスは4ヶ月ぶり。
例年より気温が高かったため暖房需要が少なく、電力・ガスの生産が急減した。
 生産指数の内訳は、電力・ガスが7.3%低下した半面、製造業は+0.3%、鉱業は+2.2%それぞれプラスとなった。
設備稼働率は、前月比0.3ポイント低下の79.7%。
 14年の鉱工業生産指数は、前年比4.2%上昇。設備稼働率は79.2%と7年ぶりの高水準となった。

<消費者物価指数>
米労働省が16日発表した2014年12月の消費者物価指数(季節調整済み)は、前月比▲0.4%下落した。2008年12月以来、6年ぶりの大きな落ち込みとなった。 
ガソリンを中心にしたエネルギー価格の低下が押し下げ要因。下落率は、市場予想通りの水準。
 月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は、前月比横ばい。
 消費者が、原油価格の下落で浮いた資金を、ほかの消費に回ほすか、貯蓄に回わすか今後の推移が注視される。
以上の米指標は、底堅い経済成長が続いていることを示し、16日の市場心理は好転している。

アメリカ経済NOW
 
 
1月 
12月
11月
10月
1
NY連銀製造業景気指数 (Index)
10.0
-1.2
10.3
8.6
2
フィラデルフィア連銀指数 (Index)
6.3
24.3
40.2
19.0
3
シカゴ購買部協会景気指数 (Index)
 
58.3
60.8
66.2
4
CPI (除く食品&エネルギー) (%)
 
 
0.1%
0.2%
5
PPI (除く食品&エネルギー) (%)
 
0.3%
0.1%
0.1%
 
 
 
 
 
 
6
非農業部門雇用者変化数(万人)
 
25.2
35.3
26.1
7
失業率 (%)
 
5.6%
5.8%
5.7%
 
 
 
 
 
 
8
鉱工業生産 (%) 前月比
 
-0.1%
0.3%
0.1%
9
ISM製造業景況指数 (Index)
 
55.5
58.7
59.0
 
NY連銀製造業景気指数(Index)
10.0
-1.2
10.3
8.6
10
製造業受注指数 (%)
 
 
-0.7%
-0.7%
11
耐久財受注 (%)
 
 
-0.9%
0.3%
12
設備稼働率 (%)
 
 
80.1%
79.3%
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
14
貿易収支 (B)
 
 
 
 
15
対米証券投資 (B)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
16
ISM非製造業景況指数 (企業活動)
 
57.2
64.4
60.0
17
ミシガン大学消費者信頼感指数
 
93.6
88.8
86.9
 
 
 
 
 
 
18
個人所得 (%)
 
 
0.4%
0.3%
19
個人支出 (%)
 
 
0.6%
0.3%
13
小売売上高 (%)
 
-0.9%
0.4%
0.3%
20
消費者物価指数
 
-0.4%
1.4%
1.5%
 
 
 
 
 
 
21
住宅建設許可件数 (K)
 
 
1,052
1,092
22
住宅着工件数 (K)
 
 
1,028
1,045
23
新築住宅販売件数 (K)
 
 
4.38
4.45
24
中古住宅販売件数 (M)
 
 
4.93
5.25