sponsored

29日、中国のネット百貨店のアリハバが発表した10~12月 の四半期決算が市場予想を下回ったことから、一時株価が10%急落、時価総額が250億ドル(約3兆円)吹っ飛んだ。市場予想は44億5千万ドルだった。 (日本時間03時39分現在、前日比▲8.98ドル安の89.47ドル)
売り上げの伸び率が市場予想より低く、今後の成長性に疑問が投じられたが、現実には40%も売上高が伸び、利益も大幅増を記録しているにもかかわらず、10%も下落するとはやはり元祖ハゲタカ国の投資家のゲームはすごい。

売上高は前年同期比40%増の42億2千万ドル、税前利益率は58%と前期(7~9月)の50.5%から改善した。株主帰属利益は9億57百万ドル、一時項目を除く1株当たり利益は0.81ドルで市場予想の0.75ドルを上回った。
月間アクティブユーザーは2億65百万人、前年同期から倍増している。年間ベースでは3億34百万人と前四半期より45%増加している。やはり中国市場はでかい。

孫さんとこはアリババ株の31%をまだ保有しているとされ、この下げにはびっくりこいたことだろ
う。孫さんがアリババの創業時、米ヤフーにも斡旋、米ヤフーもアリババの大株主となっている。
米ヤフーは現在、元グーグルの役員だったお姉ちゃんがCEOを務めているが、米ヤフーの病は不治の病のようで改善を見ていない。そこで注目されるのがアリババ株。先日、米ヤフーはアリババ株の保有を目的とする子会社を無税で設立したと発表していた。
孫さんは世間をびっくりさせることが大好き、その子会社を買い取る可能性が十分ある。