米国が、在韓米軍への配備を検討している新ミサイル防衛システムＴＨＡＡＤ（高高度ミサイル防衛体系）。
韓国政府はこれまで、米国側からＴＨＡＡＤ導入の具体的な申し入れはないとし、独自開発中の北朝鮮を射程とする韓国型ＭＤであるＫＡＭＤを導入すると表明していた。
しかし、米国防総省のカービー報道官が２月１０日、「ＴＨＡＡＤの韓国配備に関し、同盟国である韓国と持続的に協議をしている」と述べたことから、韓国内では大騒ぎになっている。

こうした中でも韓国外交部の魯光鎰報道官は２月１２日の定例会見で、最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」の韓国配備について、「米国の決定や米国からの要請はなかった」とあらためて説明している。
中国も牽制する韓国へのＴＨＡＡＤミサイル導入に対して、中国の習さんが猛反発、朴大統領に対してもバランスを崩すと導入しないように強く求めている。

朴さんは、いまや最大の貿易相手国である国の習さんを刺激したくなく、また、逢引回数もオバマさんより習さんが多く、どうしたものか思案くれ～る状態。
オバマさんは、中国に対して韓国に配備するＴＨＡＡＤは、中国を標的とするものはないと言明しているが、習さんは意に介せず、反発を強めている。