sponsored

長崎地裁は27日、対馬の寺から仏像や経典を盗んだとして、窃盗や関税法違反(無許可輸出未遂)などの罪に問われた韓国籍金溶晃被告(55)に懲役3年6月(求刑懲役4年)、同安承チョル被告(53)に懲役2年6月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
宮本聡裁判長は、判決理由で「被害は高額で、歴史的、文化的価値も考えれば結果は重大。強い利欲目的だった。実行犯であり、実刑は免れない」と指摘した。
 判決によると、2人は韓国籍の僧侶金相鎬被告(70)=公判中=ら数人と共謀し、昨年11月、市指定の有形文化財「誕生仏」と大般若経360巻を盗み、韓国に密輸しようとし、韓国行きフェリーに乗船間際で逮捕していた。
以上、

誕生仏は韓国で特に人気が高く、高価で売れるという。

韓国へ持ち出されていたら、この誕生仏もまた韓国に拉致されたことだろう。
2012年10月8日、対馬の海神神社の国指定の重要文化財「銅造如来立像」(統一新羅時代)、観音寺の長崎県指定有形文化財の「銅造観世音菩薩坐像」(高麗時代)、多久頭魂神社の長崎県指定有形文化財の「大蔵経」が、8人の韓国人窃盗団に盗まれた。その後、韓国で摘発されたものの、日本側に仏像などの返還をせず拉致したままにしている。また、大蔵経については、犯人たちは対馬の山中に捨てたとしているが、対馬の人たちが一帯をくまなく調査したが見つからなかった。犯人グループは韓国で摘発される前に既に韓国で売却していたものと見られる。

韓国は李王朝3代目太宗(初代の跡継ぎ候補長男を殺した初代の5男坊)の時代(1400~1418年)になり、儒教を庇護し廃仏政策を採り、寺院を大弾圧、各地に1万以上あった寺が、両班たちにより焼き討ちされ、仏像や経典などは燃やされ、結果、残された寺は88寺だけだった。また、そうした過程で両班たちなどが寺から大量に仏像や経典を持ち出し売り払ったとされている。