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深谷市は26日、関越自動車道花園インターチェンジ(IC)付近の約28ヘクタールで進める花園IC拠点整備プロジェクトの民間ゾーン(深谷市永田、黒田 地区)約17ヘクタールの施設建設・運営の優先協議者「三菱地所・サイモン」と、事業の実現へ向けた基本協定を締結した。
「花園プレミアム・アウトレット」は、国内10ヶ所目になる。

同社は、210店舗が入っている御殿場プレミアム・アウトレット(第1号店、静岡県)並みの国内最大規模を目指す。オープンは2018年度を目指す。

東名高速道沿いの御殿場プレミアム・アウトレットの店舗面積は、国内最大の約4万4600平方メートル。

関越自動車道花園ICは、東名の御殿場に負けない交通量があり、「花園プレミアム・アウトレット」を観光型集客施設として、県内外はもとより、世界から人を招くアウトレットにする意向。
 
同市は、当プロジェクト全体の総事業費を当初約36億円と見込んだが、資材価格高騰などで約50億円に修正したことも発表した。
事業費内訳は、土地賃借料、用地買収費、道路、秩父鉄道新駅建設費など初期投資分だとしている。
  「花園プレミアム・アウトレット」に近い秩父鉄道駅は「永田駅」が所在するが、深谷市が新駅を造ることで、駅から直接「花園プレミアム・アウトレット」に入場できるようにするのかもしれない。
三菱地所・サイモン(株)は、三菱地所60%、サイモン・プロパティ・グループ40%の出資会社。元々米国でアウトレットを展開していたチェルシーを日本へ招聘して御殿場が開発された。その後チェルシーをサイモンが買収したためチェルシーの名は消えている。

前回記事
http://n-seikei.jp/2015/03/post-27570.html

御殿場プレミアム・アウトレット
御殿場プレミアム・アウトレット