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東京大学は31日、自分の時給を引き上げる書類を無断で作成するなどし、計約490万円を不正に受け取っていたとして、40代の非常勤職員の女性を懲戒解雇処分にしたと発表した。
職員の女性は、上司の印鑑を許可を得ずに押すなどして時給を引き上げる書類を作成、2013年12月から15年1月にかけて、約274万円の賃金を過大に受け取っていた。

また、2014年5月から11月にかけて、職場の業務を自宅で開業する行政書士事務所が行ったように装い、約212万円の報酬を東大に請求して不必要な支払いをさせた。

東大広報課は、「女性の職場の支出が多いことから発覚した。不正に受け取った賃金や報酬は全額返金されており、刑事告訴は行わない」としている。