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建築工事の(株)榎並工務店(大阪市浪速区浪速東1-2-26、代表:榎並靖博)は6月10日事業停止、事後処理を浜口卯一弁護士(電話06-6363-3931)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約42億円。

同 社は、以前は120億円以上の売上高を計上していたが、リーマン・ショック以降落ち込み、40億円台まで減じ、赤字決算を余儀なくされていた。前々期の 2014年3月期には70億円台まで売上高を回復させていたが、資金繰りが追いつかず、金融機関からの支援も限られ、行き詰った。

(株)榎並工務店の財務内容と業績 平成26年3月期 /千円
科目
金額
科目
金額
流動資産
4,607,173
流動負債
3,477,025
 
 
固定負債
705,955
固定資産
520,733
自己資本
944,926
 
 
(資本金)
450,000
資産合計
5,127,906
負債+資本計
5,127,906
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
7,038,066
651,428
41,734
18.4%
 ・建築工事主体で一部土木工事、流動資産に不良資産でも入っているのだろうか。固定資産も少なく銀行が担保がなければ融資しなかったのだろう。メイン銀行は三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行など。明日晴れでも今日雨降っていれば傘を貸さない。